危惧
最近パワハラの事件で枚挙に遑がありません。
確かにどのような理由があれ暴力は許されるものではありません。
しかし、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
本気でその人のことを思い、言葉が過ぎることはあって良い気がします。
それは、自分の子供や信頼できる社員でもそうです。
これからグローバル化は避けられません。
世界から見ると日本の常識も世界の非常識のようなことは数多くあります。
経済、文化、宗教etc.歴史を振り返りますと、全てが競争であり戦争まで引き起こしています。
戦後日本は平和な時代を享受してきました。
しかし、これからは、先ず経済において敗け始める気がします。
一旦、上の生活を知った人は、なかなか下の生活には戻れません。
今の日本人は世界で見れば上の生活です。
それが次第に下の生活に落ちていくのです。
怒るな、仕事はするな、休養をとれ・・・・・
このような環境で育った人々が、世界で戦えるはずもありません。
自分には、世界は関係ないと思っている愚かな人々が多いのも地盤沈下の大きな要因です。
私は自分の子供達だけには厳しく接してきました。
しかし、これでは駄目だと最近感じています。
先ず、社員も同様に扱おうと思い直しました。
競争社会から目を背けてはいけません。
自分の夢があるのなら、達成するためには人一倍の努力もいります。
最後は、『ナニクソ負けてたまるか』が経営や人生において重要だと再三述べてきました。
この気持ちは甘えからは絶対に湧き出ません。