大法螺と野望
昨日の日経新聞の囲い記事に、2017年3月末の
日本の上場企業の株長者が発表されていました。
1位は孫正義氏で保有時価は1兆8000億円、年間配当額が101億円。
私が尊敬する永守重信氏が同2621億円、21億円となっていました。
常々永守氏は、「大法螺を吹く人がいなくなった」と警告を発していましたが
彼が自他ともに認める「大法螺3人衆」の孫・柳井・永守各氏が
ベスト5に入っていることに、驚きを感じました。
脳科学の進歩で、所謂「脳をだます」ことの有用性が
いろんな場面で発表されています。
先ず思い込むこと。その為には発信し続け、後に引けなくすること。
そして、ここが重要なのですが、1歩を踏み出すこと。
最近私は引退やら、老後やら、過去を振り返るやら
全く情けない状況に陥っていたことに気づかされました。
このブログの最初のころに、最低でも株式保有額を100億円以上にして
その使い道まで考えていたことも思い出しました。
原因を分析しますと、「還暦」のお祝いがよくなかった。
周りに影響され過ぎました。
今が幸福などかなぐり捨てて、大法螺と野望を持ちつつ
目をぎらつかせ、前へ前へと進むべきなのです。
ここ数か月間、心情の振幅がかなりありましたが
最後は単純な私です。
身体の奥のほうからエネルギーが湧いてくるのを感じた朝でした。