3100キロの旅・・・4

1Fに併設された喫茶店での朝食になりました。

今までのビュッフェでそこそこ美味しくて

品数も豊富だったのに比較して

トーストと申し訳程度のサラダにコーヒー。

 

いつものように数分前に扉の前に並び

6時45分のオープンと同時に入店し、すぐに食事を終了。

7時半にホテルを出て、魔ダムの叔母に会いにホームへ。

 

9時からの面会を九州から来たという事と

これから急ぐという理由を言って8時45分に入所。

 

痛み止めを飲まないと、ベッドに寝る事も出来ないほど

衰弱していた90歳の彼女には、母子家庭同然だった

我が家の子供達が幼い頃に大変お世話になっていました。

 

薄目を開けながら、手を握ったのが次男と判るや否や

嬉しさを顔中に表して「まあ、まあ・・・!!!」と

言葉にならないほどでした。

 

退所後、叔母の実家に行き絵画を数点と湯飲みを5客

新店舗用にもらってきました。

 

午前11時過ぎに横浜を出て、大阪へ。

次男の風邪具合も良くなっていたので

帰りの運転はほとんど彼に任せました。

 

午後6時頃梅田の丸ビル内にある

大阪第一ホテルに宿を取りました。

夕食はラーメンと決めていました。

 

39年前の新入社員の頃、独身寮のご飯がまずくて

わざわざ神戸から阪急電車に乗り、食べに来ていた店なのです。

「古潭」は同じ場所にありました。

当時と同じ味噌ラーメンを食し、懐かしさで胸がいっぱいになりました。

 

その後に、ゆっくりとまた徒歩で

「レコードバー ムーンシャイン」に向かいました。

この店は私が創業した頃、損保の担当だったK君が

レコード好きが高じて、今年の3月にオープンした店なのです。

 

既述していますように、私もいつかレコードをかけながら

寛げる飲食店を考えていますので非常に参考になりました。

息子さんが一人で経営されていて、家族的な雰囲気で

とても安い価格設定になっていました。

 

同じ損保を退職された、大学テニス部の大先輩も

私の為に神戸から駆け付けて頂き

旧交を温める事が出来た貴重な時となりました。

 

親孝行の大切さ、人と会うことの大切さ、

その為にも、年賀状を出し続けることの重要さを

次男に諭しました。

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