決断の時

午前中に「会社案内」のパンフレットの打ち合わせを

業者と次男、私とで行いました。

表紙の案が先日の店長会議で否決され、今回の案に修正されました。

 

4種類ほどあり、今回は私、次男、魔ダムと3人が

良いと一致するものでした。

念の為に数人の店長には確認しますが、この案で行こうと思っています。

 

打ち合わせ終了後、時計を見ると12時過ぎです。

「どうしようかな、ちょっと面倒だな」と感じたのですが

50キロほど離れた久留米まで車を飛ばし

「新春経済講演会」に行ってきました。

 

BS11とかのTVでお馴染みの中小企業に関する研究で有名な

立教大学経済学部 教授の 「山口 義行」氏が講師だったからです。

 

結果は行って良かったということです。

基本的には私が常日頃言っている事とほぼ同じでしたが

研究者が講習して成功例まで言われると

かなりの自信になりました、

 

一番記憶に残ったのが、考え方、観方を変えるだけで

3年で売上高を10倍にした中小企業はかなりあるというもの。

例えば体重計大手の「タニタ」。

 

現会長が会社に入った頃は売上減で倒産寸前。

何とかしようと自問を繰り返し「体重を測る」から

「健康を測る」に考え方を変え、色んな医師のもとに通い

『体脂肪計』なるものを完成させ世界企業になった。

「体脂肪率」という言葉はこの会長が考えた言葉だそうです。

 

次に印象に残ったのが、常に正しい情報を手に入れ

人材確保を急ぐことです。

スマホやコンビニが出現して、小さな中小企業の多くが

業態として無くなった例は改めて衝撃でした。

 

「何をやるか」ではなく『何ができるか』を常に問い続け

売上高の5%の範囲で、今自分が行っているビジネス以外の

新しいことにチャレンジしないと今後は生き残れない。

 

私の結論は、成功の保証がない新たなチャレンジは

経営者が決断するしかないということと

腹をくくれば売上高の20%くらいはやるべきだということです。

 

具体的にチャレンジする方法も習いました。

本業の『隣接異業種』を取り込むことだそうです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

執念

次の記事

知らなかった