イノベーション
英語表記は「innovation」。広辞苑によりますと
①刷新、新機軸
②生産技術の革新だけでなく、新商品の導入、新市場・新資源の開拓
新しい経営組織の実施などを含む概念。シュンペーターが用いた。
とあります。
変化のスピードが異常に早い現在、現状維持を考えた途端
倒産に陥ると、私は社員に再三警告を発しています。
成功体験が多いほど、且つ強いほど変化に対応するには
拒絶感があります。
更に、その変化対応が必ずしも成功するとは限らないから
尚更厄介です。
一般的には人間は楽な方、つまり今までのやり方を選びます。
特にスタッフにはその傾向があります。
それでも、やり方や数等を工夫し、少しでも生産性を上げようとすれば
そのスタッフは素晴らしい。
但しそのような社員は全体の1割もいないでしょう。
この様な現実の環境下にあって、経営者は試されます。
変化をチャンスと捉え、限られた情報の中で
1歩踏み出す勇気がいるのです。
幹部社員と相談して、自分の考え方や方針に
ほとんど全員反対するような案件は
それこそ、イノベーションになる可能性が大きいと思います。
経営者は、『企業家』、『起業家』であることを
決して忘れてはなりません。