どぎゃんかせんといかん
年に一回の高校の同窓会に出席してきました。
福岡在住の同窓生の集まりです。
我々学年は全140名中6名の参加でした。
ふと気付くと以前よりテーブルが壇に近くなっており
年を重ねたことを思い知らされました。
同期の近況を聞きますと、子会社の社長、子会社の役員
会社の嘱託、現役の医者、教育委員会の嘱託。
曾孫がいる者もおれば、一番下の子供が
まだ小学4年生という輩まで、
誠に人生は面白いものです。
寂しかったのは、毎回参加していた外科医のS君が
欠席していたことです。お酒が好きで、酔っぱらうと
医学界の裏事情等をばらしてくれて面白く
変人の私でも気が合う人物でした。
6月に食道癌の手術を行い、経過が良くないそうです。
出席していた現役の医者に聞きますと
手術が大変な部類に入るとのこと。
一時も早い回復を願うばかりです。
最後の閉めの挨拶で、数年先輩の同窓会幹事長が
故郷熊本の未だ悲惨な状況に触れられつつも
「どぎゃんかせんといかんと思とったら、どぎゃんかなる」と
言われました。
久し振りにバリバリの方言を聞き、最近の業績不振で
少々落ち込んでいた私も、妙に明るく元気になりました。
これもまた、言葉の力か?