二つの教訓

プロ野球パリーグの優勝が決まりました。

最大11.5ゲームの差をひっくり返されて3連覇の夢を絶たれた

ソフトバンクと優勝した日本ハム。

 

ソフトバンク側から見れば、一体何が悪かったのか

狐につままれた気分でしょう。

 

評論家の後解釈は色々あろうかと思いますが

経営の観点から見ますと「驕り」以外の

何物でもないと思います。

 

何度も既述していますが、必死に朝から晩まで

人の倍以上働いていれば、一度は大きな果実を

得る事はできます。

 

しかし、その大きく成功した時に「驕り」と「油断」が

経営者にもスタッフにも芽生え始めるのです。

それが倒産の原因にもなる所謂『ゆでガエル』状態に陥るのです。

 

これを防ぐには、やはりトップの自覚と

厳しい信賞必罰のシステムが必要です。

 

一方、日本ハム側から見れば、目標を達成することに

一番重要なことは「絶対に諦めないこと」だということを

ドラマのように示したことです。

 

こちらも経営の観点から見てみましょう。

「諦めない気持ち」の継続には、普通の人から見た

『異端』や『異常』が必要だということです。

 

オリックス時代の仰木監督とイチローと同じく

栗山監督と大谷選手。

 

歴史上もそうですが、大きな変革を起こす時には

若い力と異端が必要で且つ、それを認め保護育成する人物が

いるものなのです。

 

この二つの教訓は、そのまま経営にも当てはまります。

それに加えて、25年ぶりの優勝を勝ち取った広島と

この日本ハムに共通することは

兎に角「楽しそうで明るい」ということです。

 

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