貸金庫
映画やTVで犯罪ものや、成功して名を挙げた人物を
象徴するような場面で、よく貸金庫の登場がありました。
野心の塊である私は、自分の貸金庫を持つことが夢でした。
その夢を叶えたのは10年ほど前に
現在の弊社のメイン銀行が他行と合併して
支店を建て替えた時でした。
何れ大富豪になるとの単純な夢の元
1個では足りなくなると家族全員の分まで持つことにしました。
当時は入れるものもありませんでしたが
ただ、持っているだけでその部屋に入ると
特別な気分になり、いつもやる気がモリモリ湧いてきました。
還暦を過ぎたことと、今回の熊本地震で
自分自身にも何が起こるかわからないことが
強く印象付けられました。
そこで、改めて会社や私的な重要書類等を整理し、
残された者が苦労しないようにしました。
会社の賃貸契約書や会社や自宅の登記済権利証等を
安心して入れることができます。
10年以上経っても、入れるべき現金や宝石貴金属等が
全然無いのが、夢と現実の違いです。