死を見つめて
4月11日に我が家の愛犬マジェスティが、
13年の生涯を閉じました。
この1ヶ月間食欲があまりなく、下痢等をしていましたので
動物病院に行き血液検査や超音波撮影等を行い
薬の投薬で一時回復しました。
その時点で私が安易に考え、病院に連れて行くことを
怠ったばかりに、4/6の夜中にお尻から血を流し
嘔吐が始まりました。
夜間緊急病院に連れて行き、翌日かかりつけの病院に行くと
院長から私は叱責されました。
体力の回復を待って手術することになりましたが
衰弱がひどくなるばかりで、4/8に開腹手術。
手術は成功して、麻酔が取れた後に
私が名前を呼び掛けると、むくっと起き上がり
久し振りにはっきりと私を見つめてくれました。
「これで大丈夫」と思い帰宅。
土、日を経て、11日月曜日の早朝から私の携帯が鳴り
病状が急変し、危篤状態とのこと。
駆け付けた時には、呼吸をしていませんでした。
病理解剖の結果、腸に穴が開いてたそうです。
股関節の中に隠れていて発見し難かったようです。
身体中をきれいに拭いてもらい、紙の棺に入れた後
自宅に戻り彼が好きだった玄関に一晩安置しました。
枕元に花を飾り、一晩中灯りをつけて見送りました。
翌日ペット斎場にてお経をあげた後に火葬。
骨を骨壺に入れて斎場に安置。
考えてみますと、この1軒家と共に、我が家族は
愛犬「故ラッキー、マジェスティ」と一緒に
入居時から過ごした17年間でした。
辛い時や悲しい時、無性に腹が立つ時にも
私のそばに寄り添ってくれました。
言葉はしゃべれなくても、いつもつぶらな瞳が私に
無償の愛を注いでくれました。
心の底から有難う。 合掌