今でしょ!!!
昨日A銀行主催の研修会に行ってきました。
講師はあの著名な「東京大学大学院経済学研究科 伊藤元重」氏。
タイトルは、「2016年の経済展望」
こちらが無料で聞ける研修会なのに、蓋付きの水とコーヒー、
箱入りのボールペンに資料集とメモ用紙2枚が準備され
その上、お土産にクッキーまで準備されていました。
最前列に陣取り、A4用紙のメモ2枚とその裏まで使い
4枚分記入するほど集中して聞きました。
100数十人いましたが最後の質疑応答では私が質問しました。
彼の結論は
1.経済の転換点が来ている
この10年以上新興国経済が世界経済を引っ張ってきたが
これからは、先進国がその役を担う
2.指標ではインフレになっていないが現実的にはなりつつある
原油価格が50年に一度あるかないかのピーク時より1/4になっている。
その原油が指標を押し下げているだけ。
アベノミクスと黒田日銀総裁の強い一致した『デフレ脱却』の
意志が感じられ、最近の人手不足等を考えると
次第にインフレに向かう。
例えるならば五右衛門風呂を沸かしている状態で
外側の鉄はいろんな政策で熱くなっているが
中の水(消費と投資)がまだ熱くなっていない状態。
少子高齢化を考えると、次第に人件費は上がり
円安で、物の価格も上がる。
それなのに、マイナス金利になった。
銀行はかなり大変だが、企業にとっては
歴史的に見ても最高の投資環境。
毎年生産性を3%ずつ上げていけば、賃金上昇をカバーでき
生き残る企業になる。
質疑応答で私は「現在の日本の不動産はミニバブルか?」と
質問しましたら、「日本の不動産は世界から見れば安い。
ただし、二極化がはっきりしてきたので
場所選びには注意が必要」との回答でした。
29日にB銀行から店舗建築の融資を
してもらったばかりでしたが
今年は借り入れができる限界まで借り入れを行い
本業の店舗改修や不動産投資に積極的に投資したいと
強く思いました。