一生に一度は食べたい店
「BSジャパン7」をたまたま番組の途中から見ました。
タイトルが刺激的だったからです。
「一生に一度は食べたい店」がそれです。
全国屈指の鮨の名店を3店厳選していました。
福岡県 小倉の「天寿し」、北海道 札幌の「鮨一幸」、
それに東京 青山の「鮨ます田」です。
途中からでしたので、九州最高・日本の至宝・食べログ日本1位の
「天寿し」の場面は見れませんでした。
それでも、笹野高史がゲストの「一幸」と神保博之がゲストの
「ます田」の映像は見ることが出来ました。
握り手に共通していることは二店ともに若い、
若いにも拘らず堂々としているということでした。
どこからその自信が来るのかすぐにわかりました。
二人ともに常に上を目指している、日々猛勉強している
そのベースの上に店舗に拘り、素材に拘り、
仕入れに拘り、仕込みに拘る。
「準備が95%」という言葉は、我々のビジネスにおいても
同じようなことが言えます。
我々は全国屈指の店でない分、既述していますように
「準備が80%」止まりなのです。
ゲストの二人の俳優にも共通点がありました。
出て来た鮨を口に入れると
先ず目を閉じ、少し間をおいて笑みがこぼれ
「何とも言えない」と言葉には出さないが
その含みがこちらにも伝わってきて
ただ、呟くように「美味しい」と言うのです。
一般の食レポのような、いろんな言葉は発しません。
私もその気持ちが本当によくわかります。
見ているだけで感動し何時の間にか涙していました。
魔ダムに貴重な番組だから、こっちに来て一緒に見ようと声をかけました。
私の横に来て一言。「なんで食事番組なんかで泣きよっと?」・・・