おざなり と なおざり
あるテレビ番組を見ていましたら、かつてのNHKアナウンサーが
「可能性」という言葉について語っていました。
普通に「火山が爆発する可能性がある」と使用する人が多いが
本来この「可能性」には『期待する』意味が込められていて
NHKではこのような使い方はしない。
「火山が爆発する恐れがある」と使う、とのことでした。
成程と思いながらも、私自身ブログを書きながら
かなりの間違いを犯しているのではないかと、非常に不安になりました。
そこで色々調べて、もやもやしたものをここで列挙してみます。
「おざなり」当座をつくろう事。その場逃れにいい加減に物事をするさま。
漢字をあてると『御座なり』
(御座なりな謝罪の言葉)
「なおざり」あまり注意を払わないさま。いい加減、おろそか。
漢字をあてると『等閑』
(県の等閑な治水工事で被害が大きくなった)
今まで間違って読んでいた語句。
「金の草鞋」『1つ年上の女は(きんのわらじ)を履いてでも探せ』と
思っていましたが、正確には(かねのわらじ)。
鉄の草鞋はいくら履いても擦り切れないから。
「一段落」(ひとだんらく)と読んでいました。
正確には(いちだんらく)。
一区切りは(ひとくぎり)と読みます。
助詞の使い間違い。
「濡れ手で粟」と「濡れ手に粟」
さて、どちらが正解でしょう?