篤 と 神の手
TVで、たまたまプロフェッショナルの流儀を見ました。
出演者は「順天堂大学 小児科医 山高篤行」氏です。
彼は、いろんな病院で手術を断られた子供達の最後の砦として
非常に困難を伴う手術を成功させてきました。
今までに10.000人以上の患者を救っていて
「神の手」と言われているそうです。
彼の言葉による、プロとは、
1.妥協を許さない準備をすること
2.反省がきちんとできる事
3.仕事を完璧に決めないと許せないこと
「神の手」と聞いてすぐに思い出したのが
「順天堂大学 心臓外科医 天野篤」氏です。
彼は、一般的には皇室の手術は
東大医学部の医師が執刀するにも拘らず、
その東大医学部の医師を従え
天皇陛下の心臓手術を成功させました。
今まで6000件以上の手術を執刀し、
成功率が98%という凄腕なのです。
神の手と言われる所以です。
彼の言葉
1.武士道があるように医師道というものもあると信じている
2.思いの強さで決まる
奇しくも、同じ順天堂大学に、偏差値ではトップでない
医学部を出た、世界が認める『神の手』が二人もいるのです。
それも、二人とも、名前に『篤』という文字が入っています。
山高氏が1958年生まれ、順天堂大学医学部卒、
天野氏が1955年生まれ、日本大学医学部卒。
同世代の私が、とても小さく感じられました。