FANUC(6954)
ファナックの27/4-9月期中間決算が最近発表されました。
売り上げ高 3428億円(前年比158.6%)、
経常利益 1450億円(前年比183.3%)。
何と、経常利益率42.3%もあります。
工作機械用NC(数値制御)と、産業用多関節ロボットの製造メーカー。
なお、工作機械用NCでは、世界首位。
昭和31年に民間における日本最初のNC開発に成功。
平成26年3月期の決算資料を見ますと、
1.売上高:4500億円
2.経常利益:1700億円
3.自己資本比率:88.9%
4.有利子負債:0
5.時価総額:4兆3千億円
この会社は、本社とメイン工場は、創業以来、山梨県の田舎にあります。
基幹部品はこの山梨で造り、ブラックボックス化して、
アメリカを含む世界の自社工場に出すのです。
日本の片田舎に居ながら、
世界のグローバル企業と言われているのです。
それも超高収益なのです。
為替などどこ吹く風です。
スマホのアップルが凄いといいますが、
ファナックのロボットがなければ、スマホはできません。
この現実を考えると、やはり、
ファナックの方がより凄いと思いませんか?
グローバルの意味を改めて考えさせられます。
全社員の平均年間給与が、民間企業のおよそ2.5倍である
980万円というのも納得できます。
私も、先ず、経常利益率5%を達成するためのビジネスモデルを
一時も早く確立しなければと痛感しました。