畏まりました と 恐れ入ります
広辞苑によりますと、
1.畏まりました:謹んで目上の人の話を承る、拝承する、承知する
2.恐れ入ります:恐縮する、かたじけなく思う
私は、いろんな場面で、店や会社のCSのレベルを図るのに、
そこのスタッフが、笑顔で「はい、かしこまりました」と
言えるかどうかで判断しています。
実際この言葉を聞くと、
自分が特別扱いされているようで
妙にいい気分になります。
最近では、ちょっと名のある旅館とか、レクサス等でも
よく耳にします。
この上に、「おそれいります」が加わると、完璧です。
以前に宮崎のそこそこレベルが高いと言われている
温泉旅館に泊まった時に、給仕の若い女性が
その両方共の言葉を無難に使っていました。
思わず私は彼女に、「失礼だけどいくつ?」と
すると、「高校卒業して3ヶ月です。」
「どうやって訓練しているの?」
「毎晩終業時のミーティングで先輩に教えてもらいます。」
弊社の各店を観察していると店長は「かしこまりました」は大体合格。
「おそれいります」は全店長不合格。
工場のメカニックまでも全員が、この両方を使えて初めて
スタートラインに立てます。
このブログをスタッフが見ていてくれたらなあ。