先にあげるしかない
9月1日(10月支給分)から、厚生年金料率が改定され
保険料が値上げされます。
前のブログでも書きましたが、安倍総理の音頭に従い
弊社も本給を今年の6月にあげたばかりです。
それでも、今回の改定と消費税によって
賃金の増加分はなくなりました。
実質マイナスになるかもしれません。
この改定により個人の支払いも増えますが、会社も毎月、社員数分だけ
恒常的に支払いが増え続けます。
日本の少子高齢化による現象なだけに、どうしようもありません。
今回の私の手術騒動でもそうですが、
きちんと各種公的な保険に加入していたお蔭で
大きな病院を紹介もされたし、僅かな自己負担で治療することもできました。
退職後も微々たるものでしょうが、年金もあります。
社員に安心して、長い期間、仕事に打ち込んでもらうためにも、
環境作りは経営者の責務です。
ただ、理想ばかり追っても会社は破綻します。
今後も料率や消費税は上がっていくことでしょう。
経営者だけでなく社員一丸となって、
少しでも利益率や売上高を上げる工夫をしなければなりません。
また、常に他の分野への進出も念頭に入れるべきです。
上場企業等と違い、まだまだ低い賃金です。
いつか追い抜くためにも、この大変な環境を
逆に利用しようと思います。
今までは、利益が出たら、年収が増える仕組みでした。
これからは、先に給与を上げていき、
各お店の社員の創意工夫を引き出させる。
出来ないお店は、閉鎖する。
ビジネスで赤字の事業は、やる意味がありません。
弊社は幸いにして、年に2回給与の改定を行っています。
今年の12月に今年2度目の本給アップを行おうと思います。