景気ウォッチャー調査
内閣府から、8月の景気ウォッチャー調査が発表されました。
景気の現状判断 DIは、
7月 51.3→ 8月 47.4 へと減速。
その中で、小売は
7月 48.2→ 8月 44.4 へと悪化。
私はもっと悪化していると思っていましたので
少し意外でした。
九州でなじみのある、最近レッドキャベツを傘下に置いた
イオンの7月既存店売上高をみると、
イオンリテール 前年同月比 3.7%減。
ダイエー 前年同月比 4.9%減。
イオンの株価が、年初来安値を更新しているのも頷けます。
我々のように、価格帯がかなり高い小売は
減速感がもっと大きいと思います。
3月期決算の大半が、10月に3~8月業績を発表すると思われますが
かなりの数の会社が、前年比を割り込むのではないでしょうか?
日本のGDPの6割を消費関連が占めます。
消費増税の反動減が、思ったより深刻という数字が出てくるに従い
日経平均は下降線をたどるものと思います。
現在、1日の売買株数が20億株切る日が多くみられるにも関わらず
騰落レシオ(25日移動平均)が120を超えているところに
人為的な何かを感じます。
為替での、円安も、106円は投機的で
早晩巻き戻しが始まり
102~103円くらいのレンジに収まると思います。
以上のことは、あくまで私の勝手な推測です。
肌感覚として、日経平均10~11月底値は、
かなりの確率であるような気がします。