間違ってはいけない
日大アメフト部の悪質タックルの件が
連日マスコミを賑わせています。
ラグビーを少し経験し、小学生、中学生の指導もした
私から言っても、あり得ない行動です。
力を抜いた時のタックル、それも予想外に背後からくることなど
危険を通り越して暴行や傷害と同じです。
色んな情報が錯綜して、真実は闇の中です。
日大の監督や日大経営陣も初動危機管理能力に欠けていると言われても
仕方ないと思います。
加計、森友問題と同様、大きな問題になると
一部マスコミに報じられていますが
今回の件とは決定的に違う側面があります。
今回の件は、下手したら命にかかわり、そうでなくても
半身不随の可能性も十分に予見される暴力行為だからです。
関学の学生は、刑事告発をして真相を解明すべきです。
本来なら日大も第三者委員会を設置して
事件をオープンにすべきです。
女子レスリングの件といい、今回の件といい
指導者が強権を持つとろくなことになりかねません。
我々が指導するラグビークラブも、目的は
「21世紀の人創り」です。
スポーツを通じて人間形成を図ることが元々の
スポーツの意義だと思います。
勝利が目的化し、その為なら何をしてもよいなど
言語道断です。
経営も同じです。
利益が重要なのですが、これが目的化したら
お客様、取引先等との関係がおかしくなり
本来の目的である、成長しながら継続することが出来なくなります。