幸福とは
熊本の震災から早いもので2年が経過しました。
当時我がファミリーは、母の突然の鬱病と長期入院、
震災での実家崩落等、どちらかというと不運の状態でした。
震災の結果、恐らくあまりに大きなショックだったのでしょう
鬱病がほとんど治癒しました。(軽い痴呆は残りました)
実家の土地建物も隣の人が購入してくれました。
現在では、その資金をもとに私の家のすぐそばのホームに入居し
ひ孫にも恵まれ、両親ともに「幸福」と公言しております。
この「幸福」という概念は非常に抽象的ですが、より多くの人々にとっては
非常に関心もあり大切なことにかわりありません。
2017年に国連が「世界幸福度報告書」を発表しています。
調査対象は155か国。
その中で日本は51位でした。
一人当たりのGDPで見ると、トップ10はほとんどが
日本より多いことがわかります。
因みに1位のノルウェーは約7万ドル、4位のスイスは8万ドル。
日本は3.8万ドルです。
ノーベル経済学賞受賞の「アンガス・ディートン」氏らの研究によると、
収入が増えれば生活の満足度は向上するが
その効果は7.5万ドル(約800万円)で頭打ちとなるそうです。
先ずは、世帯年収7.5万ドルを目指していけば
答えは分かるかもしれません。