先は永い
雪が舞う午前8時半過ぎに、長男が本部に来ました。
先ず、日経新聞と西日本新聞のトップページを読ませます。
そこで気になった事柄の意見交換です。
私に比べて基礎知識が全然ないので
意見を戦わせても、小学生の野球チームと大リーグくらいの差があります。
私の伸びは、これからはあまりないので
彼の強い意志があれば一気に日本のプロ野球くらいにはなれるでしょう。
それから大リーグのレベルになるには
失敗を重ねて経験を積むしかありません。
以前にも記述しましたが、経営者になるための必読書の一つが
「小説 上杉鷹山」童門冬二 著 です。
彼は、かなり前に読んでいたそうですが、再読させました。
単行本の上巻と下巻からなります。
4日間の猶予を与えました。
昨日読了したと返却してきました。
およそ、延べで7時間ほどかかったそうです。
経験上、集中すれば6時間くらいでは読めます。
そこで、私の目の前でA4一枚に感想文を書かせました。
今どきの若者はラブレターも書かず、お礼状等も書きません。
四苦八苦で4時間くらいかかりました。
それを読んだ私の評価は、「中学1年レベル」というものでした。
もともと苦手なことであったようです。
私は、人前で話したり、説得したりするには
文章力がなければ到底できない旨諭し、再度本を読み返して
感想文を書くよう求めました。
途中、食事や休憩をはさみ更に4時間ほど経過。
評価は、中学3年レベルにはなっていました。
経営者には、この考える力と、その思いを具体的に表現する力が
求められます。