やってみなはれ
表題はサントリー創業者の鳥井信治郎氏の名言です。
この後に「やらなわからしまへんで」と続きます。
見たり聞いたりした感覚そのもので
先ず、実行を第一に考えて、それからその場でいろいろ学び
次のアクションに繋げていく。
私が脱サラを相談された場合には、既述の通り
先ず反対します。それが大手企業であれば尚更です。
最近の中小企業が10年生き残る確率も極端に悪化しているからです。
会社を辞めた途端に、金融信用情報自体は正しく「0」になります。
そこからスタートして少しずつ実績を積み重ねて
新しい信用を築くしか方法はありません。
ここまでの事が理解できても尚、独立したいのなら
私は表題の言葉で背中を押します。
自分の経験上、辞めさえすれば後は食うために
必死にならざるを得ません。
その上、借り入れも発生しますので返済まで含めると
寝ても覚めても経営のことを考えるようになります。
昨夜、魔ダムの友達と彼女のご主人が我が家に来られました。
50台前半で、来年大手会社を辞めて独立されるとのこと。
よくよく聞きますと、これからのビジネス分野であり
自分が今も関わっていて得意分野、それに
情報源である地銀との良好な関係があり
奥様も賛成し且つ手伝うとのこと等から
先ず成功するような気がしました。
夢に向かってこれからスタートを切られるこのご夫妻に、
ヨネックス社長の米山勉氏の言葉を贈りたいと思います。
『物事を判断する時に、正しいか間違いかは決まっていない。
最終的に成功させれば、その判断は正しい。
必ず成功させるという気持ちが
あるかどうかが重要だ。』