笑われるくらいが ちょうどいい
最近、日本のアスリートの活躍が目覚ましいですね。
ラグビーのワールドカップで南アフリカに勝利したことも
羽生結弦が300点越えを連続したことも、
それが成される以前であったら
「笑われる」話題でしか無かった事でしょう。
先日、各店主に来期の売上高目標金額を月別に
報告させました。
今までなら、私が最低金額を提示し、各店主からの
回答を見て私が修正していました。
今回は、何も提示しなければ修正もしませんでした。
理由は簡単です。各店主に自立を願うからです。
送られてきた数字を見ますと、その店主の真剣度や
考え方、性格までもくっきり見えてくるので
非常に面白いものがあります。
ここでも「パレートの法則」が当てはまりました。
今年比で見ますと、130%の店が2割、110%未満が2割、残り6割は
111%~129%という結果になりました。
普通に考えると前年比が低いほど、目標達成率は
上がると考えがちですが、私の経験則では
これは大いなる間違いです。
経済環境がこれほど急激に変化する現代では、
110%前後の前年比の目標を立てる時点で
ほぼ達成しません。
何故なら、守りに入った証拠だからです。
つまり、その様な人達は、1年前とほとんど同じことしか
しようと考えないし、実際しません。
しかし、130%の目標を立てた人達は、1年前と同じことは
ほんの少し継承するも、ほとんど違うことの挑戦を
しなければならなくなります。
実際、二輪業界の販売台数増を官民上げて目指しましたが
今年は昨年よりかなり悪化しました。
そんな中で、前年比130%の目標を立てますと
それこそ「笑われる」のです。
しかし、私はそれくらいがちょうどいいと常に感じています。
後数年もすれば、弊社の店舗数も売上高も
笑えないほどになる予定です。