信用
毎週水曜日、日本テレビで22時~23時まで放映の
「花咲舞が黙っていない」という連続ドラマを見ています。
メガバンクが舞台で、融資に関するものが多く
我々経営者にも頷ける点が多々あります。
一昨日のものは、要約しますと、潰れそうな会社から
融資したお金を全額回収するために、
もっと割安な金利で全額借り換えをするように
アドバイスを行い、結局借り換えの融資は実行されすに
該当会社が倒産するというものでした。
この編で『融資予約(loan commitment)』なる言葉が
出てきましたが、私は初めて耳にしました。
我々に一番信用を求める銀行が
最もやってはいけない行為だと思います。
また、よく言われます
「銀行は晴れの日には傘を差しだして、雨の日には取りあげる」
というフレーズも出てきました。
長男に、今時「融資予約」はないと思うが
「傘」の件はありうると言いました。
反対の立場に立てばすぐに理解できます。
未来が感じられない倒産しそうな企業に
私がバンカーでも融資しません。
我々資産が無いものが、会社を成長させるには
お金の面だけでなく、情報といった観点からも
銀行としっかりした付き合いが非常に重要です。
その為に、最低必要なことは、先述していますように
小さな嘘をつかないこと、逆説的に言えば
小さな約束でもしっかり守り続ける事。
そしてその土台の上に立って、大きな夢を語り
それに向かって少しずつでも行動することです。