7400店
あるTV番組のクイズで
「日本国内の美容室と歯科診療所の店舗数はどちらが多い」と
いうものがありました。
正解は、美容室です。
美容室約23万軒、歯科診療所69千軒です。
コンビニが約55千軒。
では、我々二輪車販売店はどれだけあるでしょうか?
総務省と経産省の「2012年経済センサス-活動調査」によると
7400店、販売額(市場規模)3815億円。
かなりおおざっぱで、大胆なのすが、美容室業界と比較して見ましょう。
この業界の市場規模は1兆3000億円。これを23万軒で割ると
1店当たり570万円の年間売上高。
一方わが業界は年間5700万円の売上高。
美容室は、ほとんどが工賃で利益率が非常に高く、
わが業界はメーカーのグローバル競争の影響で
ただでさえ利益がない商品を、安売りして利益率が非常に低い。
また、初期の設備投資の金額の多寡などを考慮すると、
どちらが良いとは言えませんが、面白いと感じました。
ちなみに、ヤマハのトップディーラーである
ヤマハ専門店の「YSP」は、今日現在全国で92店。
全国の昨年1年間の二輪全メーカーの国内出荷総数は約43万台。
ヤマハ発動機が
2015年末までにインドでヤマハの専門店を2500店作る旨
発表していました。
インドの二輪車販売台数は、年間で1500万台と
世界最大だそうです。
信じられないくらいの彼我の差ですね。
日本では上記数字で分かるように、
二輪業界はなかなか儲かりません。
勝ち残れば別ですが。
今、知り合いにインド在住の人がいたら
絶対にヤマハの二輪販売店になることを勧めます。
現在のインドと同じ感覚の30数年前の二輪業界は
ものすごく儲かっていたそうです。