違和感
2/22(日)の東京マラソン。
2006年から始まったマラソンの最高峰シリーズ、
ワールドマラソンメジャーズ(WMM)の一つ。
経済波及効果はおよそ300億円もあるそうです。
テロ対策の一つとして「ランニングポリス」も
導入され話題になりました。
結果はといいますと、外国勢が上位を独占し
日本人最高位は7位の今井正人選手。
トヨタ自動車九州に所属しており、
地元贔屓の私としましても、とても嬉しく思いました。
翌日の新聞を見ますと、ゴール時のガッツポーズの
彼の姿の横に、「世界を引き寄せた」の文字。
自己ベストの更新や完走を目標にしているのであれば
ガッツポーズも頷けます。
二種類の新聞を読んでも、本人も日本陸連も
世界を照準にしているようです。
本人に直接話を聞いたわけでもないので、
間違っているのかもしれませんが、
だったら、「7位の不甲斐なさに泣け」と私は思います。
このレベルで世界に通用するものですか!?
弊社でも、どのような店長やスタッフも
「頑張っています」と言います。
プロである以上「頑張る」のは、競合店ですら
当たり前の最低限なのです。
結果が出なくても「よくやった」という風潮が
どうも今の日本に蔓延している気がしてなりません。