久し振りに泣いた
たまたまパソコンでニュースを見ていましたら、知っている文字が飛び込んできました。
「ラグビー」「東福岡」という二つの言葉です。
ユウチューブでかなりの反響だったとの報道で検索をかけました。
「Night in Night」「東福岡」「ラグビー」。
内容は、兵庫県のラグビースクールに6歳から通い始めた少年が、全日本代表を目指し14歳まで親が信じられないくらいの努力を続け東福岡のラグビー部を目指すのです。
ところが、14歳の時に入浴中に疲れからか溺死し、その母親が何故そこまでラグビーに夢中になるのか理解できなくて、52歳でありながら東福岡のラグビー部員と練習を一緒に行います。
私がラグビーを始めたきっかけは、単純なものでした。
中学時代にいじめに遭い、何時か仕返しをしようと喧嘩が強くなるために、高校時代にラグビー部に入部し、空手の町道場に通ったのです。
彼のように純粋でない分、ラグビーも空手も途中で挫折。
傍から見たらラグビーは、雨風関係なく、きつい練習に明け暮れ、痛い思いをして何が面白いのか理解できない気がします。
ところが、一旦始めるとこの深い面白さからなかなか抜け出せなくなるのです。
単純ですが、上手くなるため、強くなるためには自己節制がかなり必要な競技です。
それをやり抜くだけでもかなりの達成感と喜びがある上に、プラスして勝利が付いてくるともうやめられません。
最終的には、この母親も息子のラグビーに対する情熱を感じとったようです。
亡くなってから1年強しか経っていない中での行動。
何時の世も母は強しと涙ながらに感じました。