親不孝介護
新聞朝刊に面白い記事が掲載されていました。
タイトルは「親不孝介護 のススメ」。
子供が自分が何とかするという強い気持ちを持てば持つほど、次第に悪化する親の症状でいらだちが増してくるとのこと。
体験上、よく理解できます。
目から鱗だったのが、子供が親のそばにいると、親が子供に依存するようになり、子供も親も共に不幸になっていくという事実。
子供がどんなに尽くしても、親の症状はどんどん悪化していきます。
それが、ストレスとなり、次第に親との関係を悪化させるそうです。
これらのことを防ぐ方法を専門家がアドバイスしています。
それが、親と距離を保って支える『親不孝介護』なるもの。
大雑把に言うと、自分は司令塔に徹して、医師や看護師、自治体職員や民間業者を使い倒せというもの。
親の介護のために、自分の生活を犠牲にせず関わり続けることが、最大の親孝行と結論付けていました。
私もなるだけそうしようと考えていたので、これからの行動を推奨され心強くなりました。
早速本日午前9時までに、両親を最寄りの病院へ連れて行かなくてはなりません。
そこで、「診療情報提供書」をかかりつけの医師からもらい、訪問医療、訪問介護に移行するつもりです。
今週末にはもう一度別の病院へ母を連れて行き、同じ書類を貰い同様なことにする予定です。
全て終了すれば、私が病院へ連れて行くことが無くなります。非常に助かるのです。
結果私の仕事は、2~3週間に一度お金を降ろして父に届けることと、その時に必要なものを買い与える事のみになります。
ここまでくれば、今までと同じように両親へ愛情をもって接することが出来る気がします。