古いと言われようが
昨日、私の両親を小柳寿司店へ招待しました。
今年94歳と92歳になる両親は、昨日が結婚記念日であり70周年となったのです。
ネット等で調べると、結婚50周年は金婚式、60周年はダイヤモンド婚式、そしてこれ以上の記念日はない70周年はプラチナ婚式と出ていました。
小柳寿司の2階で、長男家族4人、次男家族4人、我々夫婦と、鹿児島に単身赴任している私の弟も参加して総勢13人で宴を催しました。
途中で私の弟がフェイスタイムで関東にいる自分の息子家族4人と弟の次男も参加。
両親が、口々に「今が一番幸せ」と何度も言っている姿を見て、私の長男としての役割は全うしていると感じました。
そして両親が「○○家」の人数がこれほど増えたのが本当に嬉しいと笑顔満載。
第二次世界大戦敗北後、日本社会はかなりのペースで欧米化が進みました。
特に家族の形態からすると、現代の若者は「家」より「個人」を重視しています。
しかし私は、子供達にはこの『家』の名前を語ることに、大きな誇りを持ってもらいたいとの思いが強くあります。
世間では夫婦別姓がいろいろ取り沙汰されています。
この件に関しても私は宗教と同じで、他人は自由であっても構わないと思っています。
ただ我が家に関しては、夫婦別姓を主張するような女性とは結婚して欲しくないのが正直なところです。
戦前の古い考え方と非難されようが、『家名』を守るという大きな使命が家族の絆を強くすると考えているからです。
子供が出来なければ養子縁組を行う、女性のみの子供だったら入り婿を貰う、これらの古の工夫にはかなりの合理性を感じています。