感動!!
私はサラリーマン時代から、当時の副社長の教えを守っています。
彼は、出張の時も旅行の時も必ず鞄に切手と葉書を数枚入れていました。
接待等でお世話になった時に、ホテルに戻ってすぐにお礼状をしたためるのです。
字が下手な私は躊躇していましたが、元経団連会長の御手洗氏が悪筆でも筆まめと知り、それからはほとんど葉書かユニセフのカードでお礼状を出しています。
かなり面倒なのですが、文章を考えるほどの頭を使い、文字忘れ防止等は恐らく認知症対策になるはずと勝手に決めています。
先般、弊社グループのある男性が、奥様の実家でできた新米を長男経由で私にくれました。
私はパンよりも圧倒的に「米」派で、早速食すると普段のコメより圧倒的に美味しい。
書道の練習のお陰で、嘗てよりは見せられる文字になったカードを、魚の切手(彼の趣味が釣り)を貼ってお礼状として出しました。
お返しに地ビールを送ったのですが、何とそのお礼の返事が女性の文字で封書で届いたのです。
私は彼から電話が来るとばかり思っていたのです。
先ず驚いたのが文字の上手さ。書道かペン習字を長く続けていると思われます。
文章の内容も秀逸で、魔ダムに見せると「凄い!! 私には到底できない。秘書か何かをされていたのでは?」と。
私が独身なら、この文字と文章を見ただけで恋すると思います。
彼の風貌を思い浮かべながら、奥様とのギャップに思わず「人生色々」と思いました。