理想の姿
日本の現在の税制を考えると、累進性が高い給与所得で高収入を得るよりも、株式の配当収入を選んだ方がはるかに効率が良い。
例えば給与所得が1億円になると、大雑把に税金は約4800万円かかります。
株式配当で1億円を得ると、税金は約2000万円。
ソフトバンクグループの孫正義氏は給与所得は約1億円だが配当所得は年間200億円に上ります。
ユニクロの柳井正氏は、給与所得が4億円、年間配当所得は105億円。
株式の配当所得は、会社が利益を出し続ければ、毎年勝手に振り込まれてくるのです。
前回、野球選手の年俸について触れました。
超一流の野球選手になるには、運だけでなく身体能力も必要とされます。
しかし、株式投資の配当は、それこそ中学レベルの知識があれば、誰でも手に入ります。
私も息子達に最近よく言っていることがこのことです。
給与所得は安くてよい。上場企業の株式投資を行い、最終的にその配当金の方がはるかに多いポートフォリオが一番可処分所得が増えると。
私の最終的な目標である『ビリオネア』への道は遥かに遠いのですが、配当所得が年金を超えるレベルには、だいぶ近づいてきました。
これに不動産所得が加われば、老後も楽しい生活が約束されるはずです。