世界は広い
先月弊社グループの顧問弁護士が、米国の司法試験終了後一時帰国しました。
再び米国に旅立つ直前に我が家に来てくれ、近況を聞きました。
言い訳と言いながら、今年の問題は想定外だったそうで合格の自信はあまりないとのこと。
10月に発表されますが、落ちても半年後にまた受けると。
彼は自腹で家族と一緒に米国に留学中です。専門の学校の費用だけで年間800万円。
今回住むニューヨークの60㎡前後の1LDKの家賃が50万円/月、息子の保育園費用が30万円/月とのこと。
「資金は大丈夫か?」と思わず問いました。
私は心の中で、1年くらいだったら少々の金額的援助をしてもよいと思っていたからです。
「大丈夫です。米国の中でもかなり大きな弁護士事務所に1年間見習いで働くことになっていますから」
「見習いだったら年収も低いんじゃないの?」と私。
「いえ、かなりの金額ありますから」と彼。
正式社員の中堅どころともなると年収1億円を平気で越えるそうです。
改めて世界は広いと、「援助」など口に出さずに良かったと反省しきりでした。
まだまだ若い今年35歳の彼です。今後が大いに楽しみです。
彼の息子は我が家の孫たちとほとんど同じ年。今では、日本語より英語の方が得意とのこと。
帰国したら、我が家の孫たちに良い影響を与えてくれることでしょう。