気の休まる暇は無し
弊社グループも、お盆やお正月等は長い休日が取れるようになりました。
店全体を休みにするので、会社や他の人のことに気を遣う必要もありません。
ただそんな中でも、魔ダムは自宅で朝から夕方まで経理の仕事を連日していました。
私は、この様に直向きに仕事やスポーツや勉強をする女性にことさら弱い。
久しぶりに温泉に誘うことにしました。
YSP長崎の工事進捗状況もチェックしたかったので、恐らく10年ぶりくらいに雲仙の宿をとることにしました。
8月23日は「天赦、友引、たつ、翼、よろずよし」と全てが大吉日でしたので、『盛運』の方位を取り午前2時50分に自宅を出発。
途中のセブンイレブン駐車場で2回ほど仮眠をとりつつ、一般道路を通り佐世保から西海橋を渡り長崎に入りました。
午前7時頃学生時代のテニス部仲間のM君を拾い、昨年オープンした長崎駅そばのヒルトン長崎で3人で朝食をとりました。
長崎市内には長い間高級ホテルがありませんでした。その点、このホテルのオープンは時宜を得ていると思います。
バイキングでしたが、まあまあ合格点。3人で9600円也。
その後、長崎大学本学のテニスコートへ行き、一部昇格を目指し強化練習中の後輩達を見学。
「練習のための練習に見える。今の努力が100なら120を目指して努力するよう」訓辞を垂れて20本ほどペットボトルを差し入れました。
そして、魔ダムの学生時代の友人二人と歓談後、いよいよ雲仙へ。
泊まった宿は、私が以前から気にかけていた「雲仙九州ホテル」。
このホテルは1917年創業で2018年に全面リニューアル。一休の評価も4.6前後でした。
午後3時頃正面玄関前に到着したら、女性が立って待っていました。
チェックインから各種説明、それに部屋への案内まで接客はほぼ満点。
ウェルカムドリンクもオッケイ。
5階の部屋に通されて驚愕。何と広々とした窓から眼下に湯けむりたつ「地獄谷」が一望できるのです。
大浴場は無いものの、温泉半露天風呂バスルームとテラス付き。当然バスローブあり。
食事も最高でした。フランス料理とイタリアンをそれぞれ和風仕立てにして、微妙な味にも拘りが感じられました。
魔ダムは赤ワインと冷酒、私はノンアルコールのカクテル2杯。
ホテルの公式HPにも書かれていますが、子供連れには不向き。しかしパートナーと二人でゆっくりと過ごしたければ最高の環境です。
翌朝6時半頃から二人で地獄谷を一周散策。その後温泉につかり朝食。
チェックアウト時にワクチン3回接種証明書と免許証を見せるとそれぞれ5000円の割引があり、2000円ずつ地域クーポンまでくれました。ラッキー!!
昼に早岐まで行き、私が目にかけている地銀のY君と会食。
近況報告では、異動後の当地の支店でも実績を上げているようでとても嬉しくなりました。
彼に、長崎での「土地」と「居抜き物件」の探索を依頼。
事前に支払いは私が全て行う旨連絡していたのに、既に彼が済ませており、この急成長には目を見張るものがありました。
彼と別れて魔ダム御用達の波佐見焼「白山」本店へ。
午後3時40分頃帰宅して、5分後には取引銀行のK君と書類の作成とビル売却、マークネクスト鳥飼購入の相談。
魔ダムは十分満足してくれ、且つ私は仕事もしっかりできた充実した2日間でした。
友人、知人の多くに来年2月オープンのYSP長崎をよろしくお願いしますと頭を下げることも忘れなく実行。
この雲仙九州ホテルは誰にも勧められる、私の中では最高評価のものです。
2018年に全面リニューアルに大きな金額の投資を行い、その効果が出始めた頃コロナの悪影響に陥ります。
それでも今年の夏は満室状態が続いてほっとしていたとのこと。
ところが、今秋には道路から見て左隣に「界雲仙」が新規でオープンし、右隣には有名な「宮崎旅館」が完全建て替えでオープンします。
どれもが同じ価格帯なのです。一気にレッドオーシャンとなる可能性があるのです。
経営者はやはりどの業界でも、気の休まる暇はないという事です。