慢性病
経理の運転手として、久しぶりにYSP佐賀へ行きました。
YSP筑紫への経営指導の後でしたので、YSP佐賀のHPもチェック。
これまた、全然個性のないどうしようもない内容でした。
私がいくつかアドバイスをしたら、店長が「有難うございます、またお願いします」とのことだったので、後日訪問することに。
わざわざ福岡から行くので、何か持っていくものは無いかと、店長がその日店にいるのかを質問すると「何しに来られるのですか?」と店長。
「経営指導に行くったい。1時間ちょっとで着くから店から出るな」と私。
YSP筑紫の訪問時と同じように、毎日銀行へ通帳付け込みに行っているかと問えば、「行っていません」。
「レーシング傘は2本用意しているか」と問えば、「かなり昔あったような気がします」。
何故この大したことのなさそうな二つのことが重要かを、一から説明。
昨日も記述しましたが、私が経営してきたうえでのノウハウをルール化していたものが、全然守られていないどころか、理由もわかっていませんでした。
『YSP』というブランドが、ヤマハのトップディーラーであることの意味を理解していません。
単なるバイク屋さんの域を出ていないのです。
本来なら、私が作り上げたルールやシステムを、現経営陣が現代風にアップデートしてしかるべきなのに廃れ去っているのです。
愕然としましたが、薄給といえど食い扶持を会社からもらっているので、ついでにYSP佐賀も改革に乗り出すことにしました。
3人全員のスタッフを呼んで、先ずは目標設定から。ここでもYSP筑紫と同様低すぎる数字でした。
ヤマハから車両が入らないので、それを考慮したとのこと。
私は、「会社は毎年成長しなければ君らの給料は増えない。新車が入らないのはどの店も同じ。それを仕方ないと思うこと自体がつまらんこと。現状維持そのものたい」
「新車の売上不足をどうしてカバーしようか、3人で知恵を出し合ったか」と怒ると、「いいえ」。
2店共に経営上最も危険な『ゆでカエル状態』であることが判明。
今月一杯の私は、株式も不動産も動きようがないので、暇な時間が多く取れます。
行きがかり上この2店だけでも何とかします。