嵐の前の静けさ
情報が瞬時に流れ、グローバル化が進んだ現在、自国のみの都合で政治経済は回せません。
否応でも、世界の政治経済の何らかの枠組みに組み込まれていくのです。
その枠組みを間違えると、将来に大きな負担が生じます。
日本人の性格として、何事も穏便に済ませようとします。
このようなことを世界は一切無視します。
中国、ロシア、ミャンマーどの国とも、上手く立ち回りたい。
軋轢を避けながらも経済成長をさせたい。
ありえないことは、現在のこれらの国を見ていれば明白です。
私の最悪の場合の仮説です。
ここまで来た以上、ロシアはウクライナに侵攻する。
FRBは新興国からの資金逃避など気にもせずに、0.5%の金利引き上げを実行する。
この仮説に基づくと、我々日本における生活感はどう変わるか?
先ず世界同時株安が起こり、日経平均は25000円前後まで下がる。
円安が120円まで進む。
消費者物価が3%以上急上昇する。
ガソリン価格は、レギュラーで200円/リットルを超える。
これらのことに感染症が加わるのです。
このようなことにならない事を望むばかりです。
経済のこの難局に当たり、『「新しい資本主義」などと書生論をこねくりまわしている余裕はもうない」』との日経新聞の記事は正鵠を得ています。