ハードワーク
働き方改革によって、「ハードワーク」という言葉は死語になった感があります。
ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)なる言葉も持て囃されています。
この上記二つをどう捉えるかです。
国も会社も後押ししています。一見悪いところはなさそうです。
しかし、このまったりとした状態を長く続けているとどうなるでしょう?
先ず、新興国に経済で抜かれ始めます。資源のない日本で生き残るためには、技術で生き残るしかないのに、ゆったりとした状態で、外国をあっと言わせるような研究結果が出せるはずもありません。
日本の国力はどんどん弱くなり、円安が固定して物価が上昇。賃金は上がらず、生活は困窮しだします。
恐らく老後は、生活保護でも受ければよいと考える人が増えて、財源も枯渇するでしょう。
もし私が現在20代~30代であれば、昔よりも更に「ハードワーク」を行うでしょう。
他人が休んでいる間に仕事をするのですから、昔に比べて一気に格差が生じ勝ち組になれるからです。
他人からの障害が何にもない現在、健康に気遣いながらも私は「高齢者のハードワーク」を楽しんでいます。
「ハードワーク」とは『努力できる自由』だと思えるからです。