学び
武士の家訓を読了し、五常(仁・義・礼・智・信)の大切さを改めて確認しました。
ただ、当然のことでもあるので、敢えて人に伝える事でもない気がします。
我が家は、私が脱サラした時点で「商売」を生業にしてきました。
そこで、リーマンショック後に読んだ「商家の家訓」を再読しています。
600ページを超える大作なのですが、創業した年の赤字以来2度目の赤字に陥った、リーマンショックを必死で乗り切ろうとしていた、私の痕跡が見えます。
まだ途中なのですが、近江商人について詳述された後、博多商人についても書かれていました。
「島井宗室」の家訓が書かれていて、少し身近に感じました。
「武家の家訓」と似たようなことが書かれています。
その中でも「商家の家訓」の共通項は『嘘をつくな』と『祖先を敬え』が色濃く表されています。
商いには信用が一番で、今の自分があるのは祖先の財産が有ったお陰という事のようです。
歴史的な豪商は、一代では現れず、何代にもわたって家業を引き継ぎ形成されるもののようです。
商売に専念し、倹約を心がけよと説いています。
暴利はいずれ家業を駄目にするので、少しずつ長きにわたり蓄財するように勧めています。
その為には健康に留意し長生きせよと。
賭け事はご法度。
売春婦と関係を持つと、病気に罹り身代を潰すとまで具体的に家訓にかかれているのが面白い。
残り2/3ページほどあります。
「年少期に学べば、壮年になってから成果を出せる。壮年期に学べば、老いても衰えない。老年期に学べば、死んでも悔いを残さない」を信じて、毎日を過ごしています。