金融事件二つ
10月1日の日経新聞と西日本新聞に全面広告が出ました。
「長崎に全力 十八親和銀行」というものです。
福岡ファイナンシャルグループ傘下の十八銀行と親和銀行が合併したのです。
私の青春時代そのものの長崎在住時代。
長崎大学経済学部の優秀な学生は地元金融機関のこの2行に、それぞれ20人前後が就職していました。
当時私のようにメーカー希望は少ない時代です。
この2行で長崎の金融界の8割以上のシェアを有していたはずです。
そのガチな競合相手同士が、公取の今までの審査では考えられない結果の合併が実現したのです。
隔世の感があります。
私が株式を所有している西日本シティ銀行と筑邦銀行は、何時までもボヤボヤしていていいものでしょうか?
政治や環境だけでなく経済でも『まさか』が大いにあり得る時代になりました。
私の携帯に電話。
弊社の取引銀行担当者からでした。
そろそろ転勤かもと言っていたので、その件かと思いました。
弊社の担当者が彼から替わるという内容でしたが、本人は営業課長に昇進しそのまま今までの支店に残るとのこと。
前任者が転勤の時に、優秀な若者を弊社に付けるように要望していましたが、正しくそうなったのです。
我々家族全員心から喜びました。
彼の一番良い所、「正直」。
やはり『至誠一貫』の賜物か!?