最近思う事
日経新聞の「私の履歴書」は毎日面白く読ませてもらっています。
大抵はその業界の著名人が出てきます。
ここに登場する人物は、やはりそれなりなのです。
私が持ち得ないような才能の持ち主だったり、私が出来そうもない努力を継続したり・・・
6月11日のそれは、囲碁棋士・名誉棋聖の小林光一氏。
結婚を決意した件(くだり)なのですが、感動して熱いものが込み上げてきました。
テニスに行く準備をしていた魔ダムに「5分でいいから読んでみたら」と新聞紙を手渡しました。
数分で読み終わって「ふ~ん、この人誰?」
「お前、感動せんかった!?」と私。魔ダム「・・・・?」
エンプティネストの我々の日常なのです。
付き合いだしてから45年続いている不思議。
「倉橋由美子」の言葉
『結婚の問題は、何よりも「生活」の問題です。それは必ずしも「愛」を条件とはしません。あるいは、愛がありさえすればその果実として出てくるというものでもありません。この場合、結婚は愛の死滅の後に始まる共同生活であり、ここで必要なものはもはや愛ではなく、人間としての聡明さや妥協の技術なのです。』
「亀井勝一郎」の言葉
『理想の夫、理想の妻を得ようとするから失望するのだ。凡夫と凡婦が結婚するのである。』