資本主義の日本
最近経済各誌で、上場企業の財務体質比較がなされています。
「支払い能力」「現金獲得力」「要注意企業」などのランキングが喧伝されているのです。
内容をよく読むと、私が口を酸っぱく言っている『流動比率』『自己資本比率』『現預金』等で比較されています。
身近な分野でも掲載が有りました。
プロ野球、娯楽施設etc.
このまま、年内プロ野球が開催されなければ、倒産する球団が続出する可能性まであります。
最高の財務体質が「広島」、流動比率(211)・自己資本比率(62.8)
最悪なのが「オリックス」、それぞれが(66)・(3.1)
我らが「ソフトバンク」は、(32.2)・(23.2)
「広島」「阪神」を除くほとんどの球団が、親会社等の援助が無いとこのままでは倒産します。
観光業の中でも大型テーマパークの苦境は大変なものです。
その中でもディズニーランドは流石の財務体質でした。
流動比率が302.9%で現預金が月商の7.5ヶ月分。
公的機関に頼らなければならない時はあると思います。
それでもやはり基本は「自助努力」なのです。
嘗ての世界大恐慌でも、生き残っただけでなく利益を出していた企業はあったのです。
今こそ改めて資本主義を思い出すべきです。
『 百花繚乱→寡占化→独占化 』
出来る経営者は、既にコロナ終息後を見据えていることを忘れてはいけません。