幸福感
書道教室に2週間ぶりに行きました。
すると先生が、「昇級していましたよ」と。
渡された冊子を見ますと、4級から3級になっていました。
師範まで残り18段階もあるにも拘らず、妙に嬉しさが込み上げてくるのです。
「秋晴紅葉」という題目の楷書でした。
同じ題目の人が5人写真で掲載されていました。
1級が2人、2級が2人、そして3級になった私。
先生曰く「あなたの作品が一番大きく掲載されているでしょう。この中で一番上手だったということです」
追加して曰く「普通は手本を真似ることだけが上手な人がいるので、毎回は昇級させずにわざと級を留まらせます。あなたは今まで毎回昇級しているので素晴らしい」
その月の作品を15日までに仕上げて、教室でまとめて本部に送ります。
本部からの返却を毎月ドキドキして待ちますが、今回ほど嬉しかった事は有りません。
今まで字が下手だった分、伸びしろがあるのかもしれないと舞あがりました。
この様な些細な事にも、幸福感はあるものです。