思い切り
プロ経営者として名を馳せた松本晃氏。
ジョンソン&ジョンソンの社長を務めた後に、カルビーに請われ社長を務めて売り上げを2倍にした人です。
この人の考え方は、割り切りが凄い。
とてもシンプル。
そのなかで、社長の後継についてのコメントが有りました。
会社経営は『駅伝』みたいなもの。
次の走者が一生懸命走っているのに、まだ少しくらい走れるからと、伴走することをやってはいけない。
後のことは自分の知ったことではない。
胸にグサッと来ました。
一旦引くと決めたからには、完全に引くべきです。
未来のことまで任せたからには、やはり後は「野となれ山となれ」の精神の方が良いと思いました。
今回の販路政策で大体の形が決まったら、本気で自分のことを大切にしようと考えました。
長男は70歳まで会長職に留まって欲しいと言っていますが、若いスタッフ達の為にも長くて後2年くらいがちょうど良さそうです。