少し考えれば
昨日は、菊陽店へ行きました。
オープンから順調に業績を伸ばしてきましたが、昨年は一時足踏み状態です。
原因は何か
恐らくお客様に飽きられたからでしょう。
悪くはないが、素晴らしくもない。
毎年同じことの繰り返しだと、誰でも感動が薄くなります。
小さなことの改善と、新規の打ち出しが必要になってくるのです。
何事もマンネリが一番いけません。
より一層の技術向上と、新たな試みが望まれます。
幸い、スタッフのやる気は感じられますので、今後に期待したいと思います。
この店の近くに、安売りの店があります。
たまに競合するらしいのですが、放っとくように指導しています。
オートバイは、売り切りの商品とは違います。
人命にも関わる作業が伴います。
先ず、その部分を徹底するにはある程度のコストもかかるのです。
そして、アフターメンテナンスを含めて、お客様と長いお付き合いになります。
価格よりも、安全と信頼が担保されなければならないのです。
それにしても、少し考えればわかることが、何故安売りの店は理解できないのでしょうか?
原価が700円のものを1000円で売っていたとしますね。
売れないからと販売価格を20%オフの800円にしたとします。
通常は300円の利益があるものが、100円の利益におよそ67%もダウンするのです。
元の300円の利益を得る為には、3倍の数量を売らねばならなくなり、かなりハードルが高くなります。
この状況が続くと、店側が疲弊していき、お客様へのアフターが継続できなくなり、最終的にはお客様の損となるのです。