コップ
ある経済雑誌を見ていましたら、なるほどと思える
格言に出会えました。
「コップは空でも、上に向けていないと
水は注いでもらえない」というものです。
最近特に感じることが、私の小さなコップは満杯だということです。
31年に及ぶ一つの業界での成功体験と失敗体験、それに
自分なりの思い込みで溢れんばかりです。
常に、貪欲に情報をインプットするために
コップを空にすることに腐心していました。
しかし、『空』にするだけでは駄目だと
今回気づかされたのです。
つまり、自分からも情報発信を行い、その反響等を受け入れるためにも
下向けのコップでは、何にもならないということです。
コップに関する格言で私が知っているのは
「『コップに水が半分入っている』から『半分空である』に
変わるとき、イノベーションの機会が生まれる」 ピーター・ドラッカー
「筆を洗った真っ黒なコップの水を、水道の蛇口の所において
ポタリポタリと水を落とせば、一晩のうちに綺麗になってしまう」 中村天風
「洞窟の天井から一滴ずつ水が垂れてくる。
どんなに喉が渇いても、コップの水は飲むな。
コップから溢れた水を舐めろ。
そうすると、コップの水は減らない」 ユダヤ商人 の教え