相変わらず
私は、性格上かなりせっかちで、何事も素早くすることにしていて、会社の経営上それがプラスに働いてきました。
大体3割の確率でいい方向へ行くと感じると決断して実行します。
この性格は、株式投資においては、若干マイナスに働いているようです。
例えば、昨年12月に購入したオンワード株は、4月4日の本決算発表まで持つつもりが、その前に上方修正の情報で値上がりし、そこで全て売却。
しっかりとインカム、キャピタルのゲインは得たものの、4月5日には更に15%も上昇してしまいました。
一方、今回の日経平均の急落では、一昨日の大幅暴落で積極的に買い向かったら、昨日はさらに下落。
相当な株数を購入したので、一気に含み損が発生。
全ての株式残高も、前月末に比較してかなりの損を被ることになりました。
「昨日買っておけばなあ!」と思うのは普通の人の感覚と同じです。
待機資金は残り1/4あります。
さあ、何処で追加購入を決めるかです。
取り敢えず来週までは、どのような下落があろうとも手は出しません。
事程左様に、株式売買は購入時も売却時も意外にストレスを感じるものなのです。
どこかではけ口を持っていなければ、心身共に参ってしまいます。
私のはけ口は、3%以上の配当金です。いくら株が下がろうが、いくばくかの配当金はあります。
そのお金で外食したり旅行に出かけるのです。
昨日、「1億円プロジェクト」の口座がある、大手証券会社の若手担当者が挨拶に我が家に来ました。
株式残高が僅か260万円ほどしかないのに、気の毒なくらいです。
28歳の彼は、転職組で、福岡市内の高校を出て無名の大学を出ていました。
よく今の会社に入れたと不思議に思い、色んなことを聞くと合点。
インターハイでサッカーで日本一になったメンバーだったとのこと。
部員が240名ほどいたそうですから大したものです。
大学の学費免除で、3年生までプロサッカー選手になろうとしていました。
そこで自分の実力を知り、証券業界に身を転じたようです。
私の株式投資のスタイルを聞きながら、一生懸命にメモを取る姿が好印象でした。
彼の会社の残高を260万円→1億円にするから、それまで会社を辞めない事と言い聞かせました。
実は彼で私の担当者は3人目です。残高が少ないのでほとんど新人が担当しているようです。
この2年間で既に2人会社を去っています。
以前の二人は高学歴でした。今回の彼は、学歴はないけれど240名の部員からイレブンに選ばれるガッツがあります。
楽しみではあります。