大きな収穫

 経営においても、人生においても、『運』の要素が強く働く旨は何度も書きました。

真剣に且つ真面目に経営したり、生きてきたりしても、業績が傾いたり、不合理・非合理な局面に遭遇することもままあります。

それでも、大抵は、何とかなって過去形へと変わります。

そんな時には強く『運』を意識します。

 『運』を途切れさせずに更に強くするにはどうしたら良いのか?

先ず「誠実である」、次に「笑顔と大きな声」、最後が「素早い行動」であると私は思っています。

 先日、異業種のある若者経営者から真剣な経営相談を受けました。

下降気味の業績とスタッフの受け入れ等についてです。

信念や理念等の普遍的な経営要素は私も語れるのですが、具体的にどれだけの収入があればペイするのか等は、業種が違うのであてずっぽうに言う訳にもいきません。

そこで、その業界に非常に詳しい先輩に電話して、その業種の同じような環境下にある店を紹介してもらう事にしました。

 その店は神戸と大阪にありました。

最初は新幹線で行こうかと思いましたが、その若手経営者と自分自身の『運』をより強固にするために、「盛運」の方位をとることとしました。

3月10日(日)が「一粒万倍日・友引・やぶる・房・大みょう」と全てが、その若手経営者の業績悪化を一変させる日だったのです。

 真ダムを口説いて一緒に車で神戸へと向かいました。

午前4時30分に自宅出発が「盛運」の方位の必須なのです。

かくして二泊三日の出張となったのです。

無理やり真ダムを誘ったので、宿泊先は拘りました。

 一日目は六甲山の頂上付近にある「オーシャンテラス あじさい」、二日目は神戸港のそばの「ORIENTAL HOTEL」。山から海へです。

 私の先輩が二日間も同伴してくれたおかげで、それぞれの店の責任者が懇切丁寧にデータを提供してくれ、興味深いアドバイスも貰い、且つ二輪業界でも生かせるヒントも得て、大成功の出張でした。

やはり、現地・現場主義が大正解なのです。

 これだけでも、この大先輩には感謝なのですが、私のサラリーマン時代の先輩、後輩、同期の人達合計6名を呼んでくれて、最後の日の昼食会まで開いてくれたのです。

その先輩はたまに私のブログを見てくれていて、「私に友人はほとんどいない」旨の記述は、今後止めろと言われました。

一声かけたら、これだけの仲間が集まってくれたのだからと。

 私は人に恵まれていると改めて感じました。と同時にやはり『運』が良い!!

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