自分的に楽な時代になった
最近、ほとんどストレスがありません。
股関節や腰、足首等の痛みがある時に、辛い思いをすることがあるくらいです。
それでも、知人達が癌を摘出したとか、それに近い病気等を患っていることを知るにつけ、まだ私は良い方だと思えるようになりました。
ストレスがあまりない理由を考えてみました。
先ず第一に、今は好きなことしかしていないという事が挙げられます。
且つ、好きなことに思い切った時間を使えるという事もプラスです。
何もやる気が起きないときに、何もせずに一日中ベッドでごろごろしていても、何ら後ろめたさを感じることもなく、誰にも迷惑を掛けません。
私のことを大抵の人は、社交的な前向きな性格と思っています。
負けん気だけは昔から人一倍強かったのですが、上記の性格は私本来のものとは真逆です。
どちらかというと人と合わせることが苦手で、つい悪い方へと考えるタイプでした。
そのために人付き合いに苦しみ、高校生の頃は躁鬱症の傾向が強くありました。
そんな、なよなよした自分が許せなく、空手道場へ通い、ラグビーを始めたのです。
一人暮らしをした大学生の頃から、思い切って自分を変えることにしました。
「他人のことなど知ったことじゃない」をモットーに、自我を前面に出しました。
そこから、1年生の時に、4年生のテニスクラブのキャプテンに「お前がクラブで一番嫌われている」とのお墨付きをもらい、独立して起業した時にも取引先の担当者から「あなたが会社で一番嫌われている」と言われたのです。
ストレスがない第二の理由は、「人が私をどう思うと知ったことではない」と心から思えることです。
気に入った人とだけ付き合えば良いのです。
私が気に入っても、相手が私をそう思わなくなればそれはそれで仕方ないと割り切れます。
日本の教育は、友人関係や協調性を大事にします。我々の青春時代は正しくそれの権化だったのです。
一方で、論理的思考や人と違う行動や考え方を重視してきませんでした。
現在では、それと違って多様性を重視するとか、失敗しても良いじゃないかという思考を支持する人が増えてきました
ビビらずに間違っても良いので、行動したもん勝ちという雰囲気を感じます。
私には、この環境がとても心地よいのです。
世界がそのような潮流になっているにも拘らず、日本では新しい発想を認めずに現状でいいという保守的な人が未だに増えています。
ある意味日本では『変人』にチャンスありです。
私は自分の人生における行動指針の一つに「乗りかかった船には乗る」というものがあります。
迷った時には『変化を選ぶ』を実行していけば、より面白い人生、充実した人生になると経験中なのです。