少し早すぎるが悪い事ではない

 私は、会社の会長職に就く前には、株式投資は個人で攻撃株のみのほとんどが一点買いでした。

60歳になった頃を境に、老後の資産運用を考えて、一気に防御株を増やし攻撃株の比率を下げました。

その防御株が日本郵政とJR九州です。

 何度も記述していますが、この二銘柄は恐らく死ぬまで買い増ししながら保有を続けるつもりです。

防御株の選定に当たっては、先ず倒産しない企業、次に世の中になくてはならい企業、配当率が良い企業という観点を重視しました。

JALが倒産したり、東京電力が倒産寸前までいったり、株式投資に絶対的な安全はありません。

それでも、私が選んだ防御株二社に関しては、会社がおかしくなったら国やその他の民間企業が一斉に支援に回ると考えたのです。

 更に私好みの、他の人が投資対象にしないような地味な会社なのです。

先ずJRに関しては大抵のアナリストや投資家は、JR東海、JR東日本、JR西日本を推奨します。

日本郵政よりも、メガバンクや大手商社、大手通信会社を推奨します。

 JR九州の現在までの平均買値は「2728円」。これが最近では「3200円」前後。

私の平均買値に対する配当率は『3.4%』

 一方、日本郵政の平均買値は「946円」。これが最近では「1400円」前後。

私の平均買値に対する配当率は『5.28%』。

私個人と一人法人で保有する株式数の中で、最も数が多い銘柄がこの「日本郵政」なのです。

 この「日本郵政」が優良銘柄と気づき始めたようです。

2024年1月23日(火)の日経新聞朝刊で小さな囲い込み記事がありました。

「日本郵政 5年2ヶ月ぶり高値」というタイトルで、モルガン・スタンレーMUFG証券が、投資判断を最上位の「オーバーウェート」に引き上げました。

目標株価も2200円に見直すとの内容です。

 私としては、もう2年ほど待ってほしかった。皆が気づく前に大量に買い増ししたかったからです。

それでも悪い話ではありません。

理論株価は「4813円」なのですから、今後も少しずつ買い増しをしようと思っています。

これらの銘柄は、私自身の好みのもので、他人に推奨するものではありません。投資判断は自己責任にてお願いいたします。

 

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