悦に入る
辞書によると「気分が良くなり、一人で喜ぶ」こと。
来年から始まる新NISAに関する記事が、各方面で掲載されています。
その株式投資に関する基礎の一番初歩が、株式の種類です。
先ず、株式には「大型株・中型株・小型株」の三種類があること。
東京証券取引所の定義では、大型株とは「TOPIX構成銘柄の内、時価総額と流通性が高い上位100銘柄」となっています。
中型株はそれに続く上位400銘柄のこと。つまり上場企業の8割以上が小型株という事になります。
私の保有している防御型株の日本郵政は大型株、JR九州は中型株といった具合。
攻撃型株の中越パルプやシンニッタンは小型株です。
その記事の中に「小型株」に関しての記述がありました。
先ず初心者には難しいと。アナリストや投資情報が少ないという欠点があるためです。
しかし、逆に言うと誰にも知られずの「ダイヤの原石」が、割安に放置されている可能性が大きいと。
ここまで来ると、私の性分に合っているのは、断然小型株なのです。
急激に株価が下落するリスクがあり、倒産の確率も大型・中型株よりも高い、ハイリスクな株なのです。
私は、これらの欠点を低減するために、決算書の「流動比率・当座比率・自己資本比率・営業キャッシュフロー・フリーキャッシュフロー」を重点的にチェックします。
この時点で30年以上の経営者としての直感が働くのです。
私なりに審査をしてそれをクリアすれば、長年のチャートを調べて出来る限り割安の株を選びます。
そこで購入する時には、上記のような欠点を考えることは先ずありません。
ただただ、どれだけ暴騰するのかを、ワクワクして待つのみです。
ウォーレン・バフェットの言葉に『世間は気づいていないが、自分には良さが分かる企業』を選ぶというのがあります。
別に彼の真似をした訳ではありませんが、いつの間にか天邪鬼の性格からそのような行動になっていたのです。
このお陰で毎年「悦に入る」ことが実現しています。