離婚しない方が良い訳
一昨日、積文館書店より、頼んでおいた書籍が入荷したと連絡がありました。
早速、「ピーターリンチの株の法則 平野誠一訳」、「100年企業のすごすぎる製紙工場 里和永一 著」「ダイヤモンド・ザイ 1月号」、「日経マネー 1月号」を購入。
執務室の私のデスクの上は、積読の本と、不動産売買の資料で、溢れかえっています。
付き合いのある不動産担当者のW君が持ってきた、九大学研都市駅徒歩7分の賃貸アパートの物件、利回りが6%くらいあるので早速見に行きました。
価格も安かったので少しその気になりましたが、真ダムがいい顔をしません。
こんな時は、取り敢えず様子見がベター。
「日経マネー 1月号」のサブタイトルが、『新NISAで誰でも手が届く老後資金1億円』というもの。
この手の類はあまり興味はないのですが、読み進めて成程と合点のいくことがありました。
それは、自力で1億円を貯めようと考えるから、ほとんどが無理だと諦めるのです。
日本の公的年金の素晴らしさが記述されていました。
この公的年金で、老後資金1億円の大半は賄えるというのです。
視点を変えると、パッと明るくなるものです。
実際、我々夫婦で試算してみました。
真ダムには大変な思いをさせながらも、ずっと社員として経理をさせていたお陰で、現在年金が190万円ほど支給されています。
つまり、残り20年間を二人で過ごすと仮定すると、私の年金240万円+真ダムの年金190万円=430万円×20年間=8600万円となるのです。
これだけの金額が国から支給される日本は、やはり素晴らしい国です。
厚生労働省の試算によると、65歳以上の支出金額の月平均は27万円。
95歳まで生きると想定されています。27万円×12×30年=9700万円が必要となるのです。
つまり、現在の我々夫婦であれば、特に何もしなくても、何とかやっていけるということです。
ここにきて、夫婦共に働いていて良かったと、また、離婚せずに良かったと、言えます。
離婚率が30%を超える現在の若者達は、老後のことなどつゆ考えていないのでしょうね?