駄目な会社(店)
私の好きな永守重信氏は、このブログにたびたび登場します。
彼は、歯に衣着せずはっきりと本質を言うところが大好きです。
コロナ感染症が令和5年5月8日に「感染症5類」になってから、かなり景気が上向いてきました。
と同時に、倒産する会社も増えてきました。
当然の結果ではあります。非常事態という事で普段は貸せないような企業にも無利子で貸し込んだのですから。
ただでさえ返せない状況に、更に負債が大きく膨れたのです。
永守氏が駄目な会社(店)の特徴を端的言っています。
1.マンネリ 2.油断 3.驕り 4.妥協 5.怠慢 6.諦め
最初の「1.2.3」であれば、何とか再生は出来る。しかし、「4.5.6」は倒産するしかないと喝破しています。
私のこのブログのサブタイトル「驕りと現状維持は衰退の始まり」は私自身の体験から来ているのですが、
彼の考えを知り、我が意を得たりの心境です。
さらに彼は、言い難いことも言い放っています。「頭のいい人はあまり使えない」と。
理由は、彼の信念には『信じる通りになるのが人生である』というものがあります。
この信念を、頭の良い人ほど先が見えて信じないそうです。
むしろ鈍才の方が教育しやすいと。
ビジネスにおいては、「早いもの勝ち」という側面がかなりあります。
背景が「驕りや現状維持」であれば、これを成すことはほとんど不可能なのです。
私のLINEの一言は「常にチャレンジ」となっています。
笑顔とチャレンジだけは、いくつになっても忘れてはならないと自戒を込めています。